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商品先物取引の注文方法をチェック!!

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先物商品取引市場で行われる注文方法は、
基本的に2つの方法
になります。

しかし、トレーダーの利便性を考え、様々な条件を伴った注文方法が、
上記の2つ以外の方法として、実施されています。


以下、「基本的な注文方法」「条件による注文方法」
というカテゴリーに分け、先物商品取引の注文方法について、
お話します。



1.基本的な注文方法


  「成行注文」
 
値段を指定せず、すぐに約定した場合に取られる注文方法で、
注文成立(約定)の確率が最も高い注文方法です。


基本的に、売りや買い等の一方に偏っていない場合に、
成立する注文になりますが、もし、成行注文が重なった場合、
取引における時間優先の法則により、先に出された注文が優先します。


 ◆「指値注文」
 

   これは、株式と同様の注文方法になります。
   成行注文とは逆に、字義取り、価格を指定して、注文します。

   
   注文に出した応答がない限り、注文が成立せず、
   その点も、成行注文と異なります。
   また、同一注文があった場合、時間優先の法則に従うのは、
   成行注文と同様ですが、時間優先であっても、価格が相手に
   有利であれば、たとえ後から出した注文でも、価格優先の法則に
   従います。


2.条件による注文方法

 引成注文

   正式には、引成行注文と呼ばれています。
    これは、取引所の取引注文時間終了に合わせて出される
成行注文になります。


   注文が殺到する大引け時(取引終了時)に合わせた注文になり、
   価格を基準にした細かい注文方法というよりは、単純に
   売りに対する買い、などで使用する利点があります。

   
しかし、注文が売りだけに偏り過ぎている場合は、
成立しにくい注文でもあるので、注意が必要です。
要は、その日の取引のバランスを整えるための
注文方法とも言えるでしょう。


 ◆指成注文


   正式には、指値成行注文と呼ばれています。
   これは、指値注文が成立せず、その日の取引の終了時点で、
成行注文に変わる取引になります。


   指値注文の場合は、その日のうちに取引がしない可能性があり、
   指値注文の欠点の一つです。
   この注文方法は、その欠点を補う注文の一つになっています。

 :ST注文


   別名ストップ注文、英語で表記するなら、stop order となります。
   これは、端的に言えば、ある条件以上や以下になった場合に、
成立する注文方法になります。


   条件を付しているため、損失があったとしても、
想定内で収めやすくなります。
   しかし、先物取引に付き物の値幅制限内の条件でなければなりません。
   また、注文を出していた時点で、指定条件に達していれば、成立しません。


  ぁSTL注文


    別名ストップリミット注文、英語で表記するなら、
stop limit orderになります。
    これは、上記のST注文に似ていますが、
指定条件に達した時点で、指値注文が行われます


    条件の仕方は、ST注文と同様ですが、条件に達した場合の注文方法が、
    ST注文時の成行注文ではなく、指値注文になります。


  ァIOC注文


    英語で表記するなら、immediate or cancel orderになり、
    指定価格、もしくは、有利な条件で成立できなければ、
すぐにキャンセル可能な注文方法になります。


    市場は生き物、のため、ある場合には、取引をキャンセルしたい時が
    出てくるかもしれません。また、指値注文があった場合、
自分の望まない条件で、 取引が成立されてしまうかもしれません。
    この注文方法は、そのリスクを回避するための方法とも言えるでしょう。


    ただし、取引会社によっては、扱っていないところもあるので、
    注意が必要です。


  ΑFOX注文


    英語で表記するなら、fill or kill orderになります。
    上記のIOC注文と同様、指定価格、
もしくは、有利な条件で成立できなければ、  
    すぐにキャンセル可能な注文方法になります。


    しかし、FOX注文の場合、注文の一部をキャンセルできず、
    注文全てが成立しなかった場合に、利用することができます。
    

    IOC注文と同様、、取引会社によっては、
扱っていないところもあるので、注意が必要です。


   А逆指値注文


     これは、指値注文の逆の意味を有します。


     指値注文が、買いの場合、指定価格「以下」、売りの場合は、
     指定価格「以上」と注文するのに対し、
     逆指値注文では、買いの場合、指定価格「以上」、売りの場合は、
     指定価格「以下」で注文することです。


     特徴的なところは、一見すると、不利な条件で、取引を成立
     させているところです。
     そのため、成立の可能性が、非常に高いとも言えます。


     しかし、先物取引は、ハイリスク・ハイリターンと言われるように、
     取引の損害が多大になる確率が、高くなっています。
     敢えて「損して得取れ」を選択することも、健全な取引を続ける
     場合に、必要な行為になります。


     逆指値注文は、そういうリスク管理の上でも、効果的な
     注文方法とも言うことができます。


以上、先物取引市場における主要な注文方法になります。