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やってみよう!!実践編 知識

先物市場の混乱を防ぐために…ストップ高とストップ安

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先物取引において、証拠金の担保力が追いつかなくなると、
先物取引市場に、大きな混乱を招く可能性があります。
そういう働きを防止するために、約定値段制限幅
というものがあります。


これは、取引所が、前の日の終値(前日大引け値、ともいいます)から
上下動できる値の範囲を決めること
になります。
それには、ストップ高とストップ安というものがあります。



ストップ高とは、先物取引市場の価格を
上がり過ぎないようにするために行われます

先物市場の前日終値(大引け値)と制限値幅を比べ、
高い値段を付けなければいけない場合に、実施されます。


ストップ安とは、この逆で、先物取引市場価格が
下がり過ぎないようにする場合に、実施されます


市場は生き物、と言われるように、商品先物取引においても、
実際の値が大きく変動する場合があります。
前日のストップ高が、翌日にはストップ安になってしまうことは、
当り前、と言っても、過言ではないでしょう。


こういう場合、市場の「乱高下」と形容されますが、
ストップ高とストップ安を上手に組み合わせることが、
市場価格および市場運営を健全なものにする
、と
いうことができます。


そうは言っても、市場の流れから、
明らかに価格の変動が見込まれる場合、言いかえれば、
市場価格の上下がはっきりと読み取れる場合、取引所は、
いたずらな値幅調整を行うことをしません。


そういう場合、逆に、取引所による介入が強まると、
市場機能の障害を招きかねません。


ストップ高でもストップ安でも、上記のような市場情勢に、
市場の動きを任せる場合は、証拠金(臨時増証拠金)が発生し、
増額しなければなりませんが、担保力を衰えさせないためにも、
致し方のないこと
と言えるでしょう。


また、限月の納会がある場合、商品取引を速やかにするため、
約定値段制限を行わない場合があります。
この時も、証拠金(臨時増証拠金)が発生しますので、
注意が必要
です。